「こちらは、イタリアのメーカーテクノジム社の『キネシス』というマシンです」。
メインフロアに出て最初に紹介されたのが、なにやらシンプルかつ大きなマシン。
自由な動きをするケーブルと、3つのポジションのハンドグリップが配されただけ……
の一見シンプルな作りですが、
「この『キネシス』ってすごいんですよ」と庄山トレーナー。
「筋力がない人でも、比較的らくにトレーニングができるんです。
このマシン、実はオリンピック開催国のオリンピック村のトレーニングルームに置いてあるもので、
アスリートも使用するものなんですよ」。
実際に『キネシス』を使って、庄山トレーナーの指導のもとハンドグリップを持ち、
ケーブルを引っ張ってみました。
たしかに小さな負荷でケーブルを引っ張ることができ、
そのわりに筋肉に手応えがある感じ。
しかも、どの方向へも引っ張ったり、引き上げたりができるので、
鍛えたい筋肉にソフトに ジャスト!!! にアプローチしてくれます。
「このトレーニングでは、筋肉バランスを整え、からだのゆがみを矯正することができます」。
たとえば、腰痛や肩こりがひどいとき、病院にいって薬や湿布剤などをもらって
「筋肉を鍛えてください」と必ず言われますが、
「そういわれても、どこをどう鍛えればいいの」と思うことってありませんか?
わたしはひどい肩こりで、とくに左の肩だけがガッチガチに凝り固まっているので、
整体マッサージにいくと必ず、
「荷物は左肩だけではなく、右肩にもかけてバランスをとるように」とか
「両肩をぐるぐると回してストレッチを」
とアドバイスされます。
その通りの生活を心がけてはみるものの、
なかなか自分だけでは「バランスがとれている鍛え方」は難しいと実感するんですよねえ。
そもそも、どう鍛えていいのか、わからない!
でもこのマシンなら、体のゆがみや左右の筋力の違いをチェックしながら、
鍛えたいところを鍛えられるという利点があるんです。
しかも運動に不慣れで力がない人でも、楽々に。
かるーい筋トレから、アスリート並みのしっかりトレーニングまで、
負荷の調整が自在にできるのもこのマシンのすごいところ。
ちなみに庄山トレーナーの、素晴らしいフォームでのトレーニング模様はこちら(写真)。
わたしもこのあと、同じフォームでやってみたのですが、
腕と腿、ヒップ裏側の筋肉にじわっと効きました。
「背中の筋トレ、贅肉のシェイプアップって、なかなか難しいですよね。
でもこのマシンなら小さな力で、背面もしっかり鍛えることができるんですよ」。
シンプルな構造にして、いろんな筋力を鍛えることができるなんて、
さすがはオリンピックの技術的パートナーシップのマシンです。
このほかにも、メインフロアには『ミ・ルアール』ならではの、
ハイグレードなフィットネスマシンがずらり!
このフィットネスマシンについては次回の記事でご紹介いたします。
お楽しみに!
(島みるを)
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